中小企業のための「セキュリティ対策」基本のキ
「サイバー攻撃なんて、大企業の話でしょ?」
「うちは盗まれるような機密情報なんてないし…」
もし、そう思われているとしたら、少しだけ危険信号です。
実は、近年のサイバー攻撃は「無差別」に行われることがほとんど。
自動プログラムがインターネット上の「鍵が開いている扉(セキュリティの甘いパソコン)」を片っ端から探し回り、手当たり次第に攻撃を仕掛けてくるのです。
企業の規模は関係ありません。
むしろ、対策が手薄な中小企業こそが、攻撃者の格好のターゲットになりつつあります。
そこで今回は、難しいIT用語は抜きにして、今日からできる「最低限これだけは!」というセキュリティ対策の基本をご紹介します。
1. 「更新プログラム」は無視せずにすぐ実行!
パソコンを使っていると、「Windows Update」や「ソフトウェアの更新が必要です」という通知が出ることがありますよね。
「忙しいから後で…」と、×ボタンで消していませんか?
実はこれ、セキュリティ対策で一番大切な作業です。
OS(Windowsなど)やソフトには、どうしてもプログラムの「穴(欠陥)」が見つかります。メーカーはその穴を塞ぐための「修正パッチ(絆創膏のようなもの)」を無料で配ってくれているのです。
- 更新しない=穴が開いたままの状態でインターネットに繋いでいる
ということ。泥棒に「ここから入れますよ」と教えているようなものです。
通知が来たら、作業の休憩がてら、すぐに更新ボタンを押す癖をつけましょう。
2. パスワードの使い回しは「合鍵」を配るのと同じ
「覚えるのが面倒だから」と、メール、銀行、SNS、クラウドサービス…すべて同じパスワードにしていませんか?
もし1箇所でもパスワードが漏れてしまったら、攻撃者はそのパスワードを使って、あなたの利用しているすべてのサービスにログインを試みます(リスト型攻撃といいます)。
- 基本の対策:
- 使い回しをしない(これが一番重要!)
- 長くする(記号や数字を混ぜて、桁数を増やす)
「そんなにたくさん覚えられない!」という場合は、紙のノートにメモをして金庫に保管するか、信頼できる「パスワード管理ソフト」の導入を検討してください。
3. ウイルス対策ソフト、「無料版」で安心していませんか?
「とりあえず無料のソフトを入れているから大丈夫」と思っている方も多いですが、ビジネスで使うパソコンなら、有料のセキュリティソフトを強くおすすめします。
無料版と有料版の大きな違いは、「サポートの手厚さ」と「新種のウイルスへの対応速度」です。
最近流行している「ランサムウェア(データを暗号化して身代金を要求するウイルス)」などは、無料版では防ぎきれないケースも多々あります。
会社の信用を守るための「保険」だと割り切って、しっかりとした有料ソフトを導入しましょう。年間数千円〜1万円程度で安心が買えるなら安いものです。
4. 最後の砦は「バックアップ」
どんなに完璧な対策をしていても、100%防げるとは限りません。
万が一、ウイルスに感染したり、パソコンが壊れたりした時、会社を救ってくれるのは「バックアップデータ」だけです。
- 外付けHDD(ハードディスク)に定期的にコピーを取る
- クラウドストレージ(ネット上の保管庫)に自動保存する
このどちらか(できれば両方)を行っていれば、最悪の事態になっても、業務を再開することができます。
「うちは大丈夫かな?」と思ったら診断を
セキュリティ対策は、「高い壁をひとつ作る」ことではなく、「低いハードルをいくつも置く」ことが大切です。
- Windows Updateは自動になっているか?
- 社員全員のパスワード管理は適切か?
- もっと安全で簡単な方法はないか?
アプリコットラボでは、長野・山梨エリアの中小企業様向けに、「今のセキュリティ状態の健康診断」や、「業務負担にならないセキュリティ対策の導入」をサポートしています。
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